ダブルサイズのインフレーターマットを探していると、「10cm厚ならどれでも同じ?」「2人で寝るなら幅は何cm必要?」「車中泊では大きすぎない?」と迷いやすいものです。寝心地だけで選ぶと、収納時の大きさや撤収の手間が想像以上だったということもあります。
インフレーターマットのダブルは、寝心地重視なら厚さ10cm前後、車中泊との両立なら実際の展開幅と収納サイズ、撤収を楽にしたいなら電動ポンプ対応を優先すると選びやすいです。この記事では2026年10月時点で公式情報を確認できるモデルを中心に、用途別のおすすめと失敗しにくい選び方をまとめます。
\厚手で快適な寝心地を実現するマット/
インフレーターマットのダブルおすすめ6選|用途別に選ぶならこれ

ダブルサイズは、単純に「厚いものが一番」とは限りません。2人で使うのか、親子で使うのか、テント泊中心か車中泊中心かで、ちょうどよい幅や収納性が変わります。まずは代表的な6モデルを比較します。
| モデル | 使用時サイズの目安 | 厚さ | 重量 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| WAQ Relaxing CampMat PLUS ダブル | 約203×134cm | 約10cm | 約4.6kg | 電動ポンプ付きで準備を楽にしたい人 |
| コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル | 約200×128cm | 約10cm | 約5kg | 定番ブランドと寝心地のバランス重視 |
| DOD ソトネノキワミL | 約208×138cm | 約10cm | 約7.5kg | 広さと寝心地、洗えるカバーを重視 |
| FIELDOOR USB充電式電動ポンプ内蔵 インフレータブルキャンプマット ダブル | 約200×132cm | 約10cm | 約4.5kg | 設営と排気をボタン操作で済ませたい人 |
| QUICKCAMP 車中泊マット ダブルサイズ8cm | 約203×137cm | 約8cm | 約5.7kg | 車中泊とキャンプを兼用したい人 |
| キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマット(ダブル) | 約200×130cm | 約5cm | 約3.8kg | 10cm級より少し軽く収納したい人 |
WAQ Relaxing CampMat PLUS ダブル|電動ポンプ付きで準備しやすい
WAQ Relaxing CampMat PLUSのダブルは、約203×134×10cmで、付属の電動エアポンプを使えるのが特徴です。重量は電動ポンプ約150gを含めて約4.6kg、収納時は約60×35×35cm。10cm厚のダブルとしては、寝心地と設営の手軽さを両立しやすい仕様です。
収納袋にはエアバッグ機能もあるため、電池切れなどでポンプが使えない場面でも補助できます。2026年10月7日時点のWAQ公式では10月下旬発送の予約受付として案内されているため、直近のキャンプで必要な人は納期を確認してから選ぶのが安全です。急がず新しいモデルを選びたい人には有力候補です。
コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル|定番で迷いにくい
コールマンのハイピーク/ダブルは、約200×128×10cm、重量約5kg。厚さ10cmのポリウレタンフォームを使い、バルブを開くと自動で膨らむセルフインフレート式です。ふくらみが足りないときは、付属の収納ケースを簡易ポンプとして使えます。
幅128cmは、今回の候補ではやや細めです。2人でゆったり寝返りを打ちたい場合は134〜138cm級のほうが余裕がありますが、その分テント内では収まりやすいという利点があります。大型バルブには逆止弁があり、空気を抜く途中で再び膨らみにくい点も、撤収時には使いやすい仕様です。
DOD ソトネノキワミL|広さとカバーの扱いやすさを重視
DODのソトネノキワミLは、約208×138×10cmと広めで、2人で使うときに窮屈さを減らしやすいモデルです。伸縮性のある表面生地と10cm厚のウレタンを組み合わせ、マットカバーは洗濯できます。汗や汚れが気になるファミリーキャンプでも扱いやすいでしょう。
一方、総重量は約7.5kg、収納サイズも約70×31×31cmあるため、軽さや積載性を優先する人には向きません。なお、DOD公式では2025年8月29日出荷分から「ソトネノマクラ」は付属しないと案内されています。古いレビューや紹介記事では枕付きとして掲載されている場合があるので、現在のセット内容で判断することが大切です。
FIELDOOR 電動ポンプ内蔵インフレータブルキャンプマット|撤収まで楽にしたい人向け
FIELDOORのダブルは約200×132×10cm、約4.5kgで、USB充電式の電動ポンプを内蔵しています。吸気だけでなく排気にも使えるため、厚手インフレーターマットで面倒になりやすい「最後まで空気を抜きながら丸める作業」を減らしやすいのが強みです。
ポンプは脱着式で、バッテリーが切れた場合でも逆止弁付きバルブから自然吸気し、市販の空気入れで追加注入できる設計です。設営よりも撤収を面倒に感じやすい人、家族分の寝具をまとめて片づける人には相性がよいでしょう。ダブルの収納時は約直径35×63cmなので、車載スペースは事前に確認しておきたいところです。
QUICKCAMP 車中泊マット ダブルサイズ8cm|ミニバンで使いやすい
QUICKCAMPのダブル8cmは、展開サイズが約203×137×8cm、ウレタン部分は約200×130×8cmです。公式ではヴォクシーやセレナなどのワンボックスカーで使いやすいサイズとして案内され、裏面には滑り止め加工があります。2枚以上を連結できるため、キャンプサイトでさらに広い寝床を作りたい場合にも対応できます。
10cm級より薄いとはいえ、厚さ8cmは車内の段差や地面の凹凸を和らげやすい厚みです。ただし重量は約5.7kg、収納サイズも約直径38×70cmあるため、「8cmだから小さい」とは限りません。車中泊が中心なら、厚みよりも車内幅と収納場所の両方が合うかを優先して判断するほうが失敗しにくいです。
キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマット(ダブル)|5cm厚でバランス型
エクスギアのダブルは約130×200×5cm、重量約3.8kgで、今回の6モデルでは薄めです。表面にはフロッキー加工、裏面にはノンスリップ加工があり、バルブを開けると自動で空気が入ります。収納時は約外径29×長さ65cmで、10cm級より荷物を抑えたい人に向いています。
ただし、地面の硬さをできるだけ感じたくない人や、体格が大きい人が2人で使う場合は10cm級のほうが安心感があります。反対に、春から秋のオートキャンプが中心で「厚さ10cmほどのボリュームは不要」と感じるなら、5cm厚は現実的な落としどころです。
ダブルサイズのインフレーターマットで失敗しない選び方

おすすめ商品だけを見比べると、10cm厚や電動ポンプといった目立つ機能に目が向きがちです。しかし、ダブルサイズは面積が大きいぶん、幅・収納サイズ・撤収方法の違いが使い勝手に強く出ます。購入前に次のポイントを確認すると選びやすくなります。
2人で使うなら幅130cm前後を基準にする
ダブルと表記されていても、幅は110cm程度から138cm程度まで差があります。大人2人で使うなら、まず130cm前後をひとつの目安にすると比較しやすいです。128cmと138cmでは10cm差ですが、2人で分けると1人あたり5cmの違いになり、肩まわりや寝返りの余裕に影響します。
ただし、幅が広いほどよいわけではありません。テントのインナーフロアや車内の有効幅に入らなければ使えないため、製品の「外寸」で確認することが大切です。特に連結ボタンやバルブが横に張り出すモデルは、ウレタン部分の幅より全体幅が大きい場合があります。
寝心地重視なら8〜10cm、収納性重視なら5cm前後も候補
地面の凹凸を感じにくくしたいなら、8〜10cmクラスが選びやすいです。とくに10cm厚はクッション量を確保しやすく、横向き寝や体格の大きい人にも向きます。厚みがあると、地面との距離を取りやすい点もメリットです。
一方、厚くなるほどウレタン量が増えるため、収納サイズと重量も大きくなりやすくなります。ダブル10cmは5kg前後になるモデルが珍しくなく、徒歩で運ぶ用途には向きません。オートキャンプなら寝心地優先、荷室が小さい車なら収納時サイズ優先と決めておくと、候補を絞りやすくなります。
冬キャンプでは厚さだけでなくR値も確認する
厚さはクッション性を判断する目安になりますが、断熱性を同じ意味では語れません。冬キャンプで底冷えを抑えたい場合は、メーカーがR値を公開しているなら、その数値も確認しましょう。R値はマットの熱の通しにくさを示す指標で、一般に数値が高いほど断熱性が高いと判断できます。
ただし、すべての製品が同じ試験方法で数値を公開しているとは限りません。数値だけを横並びにせず、試験規格の記載や使用時期の案内も合わせて見るのが安全です。また、冬の快適性は寝袋、服装、地面の状態でも変わるため、マット単体で「何度まで大丈夫」と決めつけないようにしましょう。
電動ポンプは「吸気」より「排気」で差が出やすい
セルフインフレート式は、バルブを開くと内部のウレタンが復元しながら空気を取り込みます。ただし、完全に好みの硬さまで自動で仕上がるとは限らず、最後にエアバッグやポンプで追加注入するモデルもあります。
ダブルサイズで特に負担になるのは撤収です。面積が大きく、内部の空気を押し出しながら丸める必要があるため、排気対応の電動ポンプがあると作業を短くしやすくなります。設営時間だけでなく、朝の撤収をどれだけ楽にしたいかでポンプの有無を考えると実用的です。
ダブル1枚とシングル2枚はどちらがおすすめ?

2人で使う場合、ダブルを1枚買う方法のほか、シングルを2枚並べる方法もあります。合計幅が同じくらいでも、寝心地や撤収、使い回しやすさは異なります。家族構成や使い方が変わりそうな人ほど、この違いを先に考えておくと後悔を減らせます。
| 比較項目 | ダブル1枚 | シングル2枚 |
|---|---|---|
| 中央のすき間 | できにくい | 連結しないとずれやすい |
| 硬さ調整 | 2人で共通 | 1人ずつ変えやすい |
| 持ち運び | 1本だが重く大きい | 2本に分散できる |
| 故障時 | 1枚全体が使いにくくなる | 片方だけ交換しやすい |
| ソロ利用 | 広いが荷物が大きい | 1枚だけ持ち出せる |
夫婦や親子で一緒に寝るならダブル1枚が使いやすい
ダブル1枚の大きな利点は、中央にマット同士のすき間ができないことです。寝返りをしたときに連結部へ身体が落ちにくく、小さな子どもと一緒に寝る場合も寝床をひと続きにできます。設営時も広げる本数が1本で済みます。
ただし、片方が寝返りを打つとマット全体に揺れが伝わりやすく、2人で硬さの好みが違っても個別調整できません。幅130cm前後は家庭用ベッドのダブルより狭く感じる人もいるため、肩幅がある2人なら135cm以上を優先する考え方もあります。
硬さの好みが違うならシングル2枚が便利
シングルを2枚に分けると、片方は硬め、片方は柔らかめという調整ができます。片方だけソロキャンプへ持ち出すこともでき、家族構成やキャンプ人数が変わっても使い回しやすいのがメリットです。収納も2本に分かれるため、荷室の隙間へ分散しやすくなります。
一方で、連結機能がないモデルは寝ている間にすき間が広がることがあります。2枚使いを想定するなら、サイドボタンや連結機構の有無、連結時の幅まで確認しましょう。同じブランドでも仕様変更で連結互換性が変わる場合があるため、買い足し時は現行仕様の確認も必要です。
迷ったら「普段の人数」で決める
年に数回しか2人で使わず、普段は1人で使うことが多いなら、シングル2枚のほうが無駄が少なくなります。反対に、毎回夫婦や親子で寝るなら、ダブル1枚のほうが設営が簡単で中央のすき間も気になりにくいです。
毎回2人以上で使うならダブル1枚、人数が変わる・ソロでも使うならシングル2枚、という基準で考えると選びやすいです。
テント泊・車中泊で確認したいサイズと使い方

ダブルサイズは寝るときに快適な反面、設置場所を選びます。テント内に入るか、車内の段差をまたげるか、ドアや荷物の邪魔にならないかまで含めて確認する必要があります。カタログ寸法だけでなく、実際に敷く場所の形を測ることが重要です。
テントではインナーフロアの「内寸」と出入口を確認する
テントの床幅が140cmだから、幅138cmのマットが問題なく入るとは限りません。テントの壁は上に向かって傾斜していることがあり、端まで厚さ10cmのマットを置くと壁面に当たりやすくなります。さらに、荷物置き場を残したい場合は床面いっぱいに敷かないほうが使いやすいでしょう。
目安としては、マット外寸に加えて左右数cmの余裕を見ておくと設置しやすくなります。2ルームテントなどでインナーの短辺側に敷く場合は、入口のファスナーやポールの張り出しと干渉しないかも確認してください。
車中泊では最も狭い部分の幅を測る
ミニバンやSUVの荷室は長方形ではなく、ホイールハウスや内張りが張り出しています。カタログ上の室内幅だけで判断せず、実際に寝床を作った状態で一番狭い場所を測ることが大切です。幅130cmのマットでも、車種やシートアレンジによっては端が曲がる場合があります。
また、厚さ10cmになると天井までの距離が10cm近く縮みます。座って着替えることが多い人や、小型車で頭上空間が少ない場合は8cmや5cmのほうが快適なこともあります。車中泊では「厚いほど快適」と決めず、室内高とのバランスも見てください。
敷く前に尖った石や突起を取り除く
インフレーターマットは内部に空気を入れる構造のため、穴が開くと本来の厚みを保てません。テントでは小石や枝を取り除き、必要に応じてグランドシートや保護マットを併用すると安心です。車内でもシート金具や荷物の角が当たらないようにします。
高温になる車内へ膨らませたまま放置すると内部の空気が膨張し、マットへ負担がかかることがあります。メーカーによっては過度な空気注入や高温放置への注意を明記しています。日中に車を離れる場合は空気圧を少し下げるなど、製品の説明書に沿って扱いましょう。
インフレーターマットを長く使うための設営・収納のコツ

インフレーターマットは、使い方で膨らみ方や収納のしやすさが変わります。とくに新品は長期間圧縮された状態で届くことがあり、初回は自動膨張が遅い場合があります。焦って強く空気を入れすぎるより、フォームをなじませながら使うほうが扱いやすくなります。
初回は早めに広げてフォームを復元させる
購入直後は、キャンプ当日に初めて開封するより、自宅で一度広げて膨らみ方を確認しておくのがおすすめです。バルブを開け、ウレタンが空気を吸い込む時間を取ります。十分に戻らない場合は、メーカーが案内する方法で追加の空気を入れてください。
同時に、バルブが正常に閉まるか、空気漏れがないか、収納袋へ戻せるかも試せます。現地で初めて使って不具合に気づくリスクを減らせるため、特にファミリーキャンプ前は事前確認の意味が大きいです。
好みの硬さは最後の追加注入で調整する
セルフインフレートである程度ふくらんだ後、追加注入で硬さを整えます。空気を多く入れるほど必ず快適になるわけではなく、入れすぎると反発が強く感じられたり、製品に余計な負荷をかけたりします。仰向け・横向きの両方で寝て、腰や肩が底づきしない範囲で調整するとよいでしょう。
ダブルを2人で使う場合は、2人が実際に乗った状態で硬さを確認するのがポイントです。1人だけで試すと、2人分の荷重がかかったときの沈み込みを判断しにくいためです。
撤収は排気モードを使い、無理に細く巻きすぎない
撤収時はバルブを排気側にし、空気を押し出しながら端から巻いていきます。逆止弁が排気に対応するモデルは、途中で空気が戻りにくく作業しやすくなります。電動ポンプに排気機能がある場合は、最後の残り空気を抜く作業で特に便利です。
収納袋に入れるために極端に強く締め上げ続けると、内部フォームへ負担がかかります。長期保管では、メーカーが膨らませた状態や圧迫を弱めた状態での保管を推奨している場合があります。自宅の保管スペースも含めて、購入前に考えておくと安心です。
濡れたまま収納せず、完全に乾かす
結露や雨でマットが濡れた場合は、帰宅後に広げて乾燥させます。濡れたまま収納すると、カビやにおい、表面素材の劣化につながることがあります。カバーが外せるモデルは、洗濯表示に従って別々に手入れすると清潔に保ちやすくなります。
表面の軽い汚れは、メーカーの手入れ方法に従い、強い洗剤や高温乾燥を避けるのが基本です。補修パッチが付属するモデルでも、穴の位置や破損状態によっては修理できないことがあるため、普段から尖ったものを避けて使うほうが確実です。
インフレーターマットのダブルおすすめは「厚さ・幅・撤収方法」で決めよう
ダブルサイズのインフレーターマットは、寝心地を優先するなら厚さ8〜10cm、2人でゆったり使うなら幅130cm前後以上が選びやすいです。電動ポンプ付きモデルは、設営だけでなく撤収時の排気も楽にしやすい点が大きなメリットです。
迷った場合は、準備の手軽さならWAQ Relaxing CampMat PLUSやFIELDOOR、定番の安心感ならコールマン、広さと洗えるカバーならDOD、車中泊ならQUICKCAMP、収納量を少し抑えたいならキャプテンスタッグが候補になります。
最終的には「テントや車に入るか」「収納した状態を車へ積めるか」まで確認して選ぶことが重要です。ダブル1枚が向くのか、シングル2枚が便利なのかも普段の人数から考えると、自分のキャンプスタイルに合うマットを選びやすくなります。
\厚手で快適な寝心地を実現するマット/


